歯医者も歯医者へ行く(第2章)
今週のブログは院長の池田が担当です。
再び、まん防(蔓延防止等重点措置)が発令されてしまいましたね。(2022日2月5日時点)
今までと違い、周りでもPCR検査陽性の方や濃厚接触者になったという声をよく聞き、感染症の恐ろしさを感じています。
今回は、タイトルにもあるように再び自分の歯が痛くなってしまったので、そのことについて記載します。本当は第2章は来てほしくなかったのですが・・・。
第1章は過去のブログにありますので、興味のある方は一読ください。
2021年の9月頃から右下で硬いものを食べると痛みが出るようになってきました。
その時に撮ったレントゲン写真がこちらです。
どこが痛いのかはっきりしないですし、レントゲン写真的にも問題はなかったので、一時的なものかなと思いしばらく様子をみることにしました。
しかし、12月頃から普通のごはんが食べづらいくらい痛みが出てきまして、今度はCBCTを撮影しました。
その時撮影したCBCT画像がこちらです。
かなり分かりづらいと思いますが、痛くなったのが右下5番目の歯で、なんと歯の中腹の内側に穴が開いていました!!
これはむし歯ではなくて、病名としては「歯の内部吸収」と言います。興味のある方はググってみてください。過去に矯正治療を受けていたり、咬み合わせの強い方に起こると言われていますが、はっきりとした原因は分かっていない病気です。
治療としては、痛くなっている歯の神経を取る必要があるので、いわゆる「抜髄」という治療をしないといけない状態です。
前回は知り合いの先生に、当院まで来てもらって治療してもらいましたが、今回は同じく開業している同級生の先生の診療後に対応してもらえることとなりました。
今までむし歯の治療は何度も受けたことがあったのですが、「抜髄」という治療は初めて受けたので、冷や汗だらだらでした。
あらためて、歯科治療の恐ろしさを身に染みて実感しましたので、患者様のみなさまにより一層、やさしく接するよう感じた次第であります。
ただ、神経を取ってもらってから、とても快適にご飯を食べられるようになりました。日々、神経を少しでも残せるように努力していますが、神経を取らざるを得ないこともあるのだなと痛感しました。
また進捗状況を報告させてもらいます。