歯医者も歯医者へ行く(第2章)その2
今週のブログは院長の池田が担当です。
今回は前回のブログの続きです。前回のブログは下記参考にしてください。
前回は歯の神経を取るところまでお話ししましたが、その後根管充填と言って神経を取って空洞となった根管内を埋める治療を行いました。
根管充填の方法は様々ありますが、当院とは違うシステムを行っており、勉強になりました。
そして、根管充填が終わった後はファイバーコアを築造し、補綴物(クラウン)の型取りを行ってもらいました。
型取りは、当院ではアルジネートやシリコンというゴムのような素材で型取りするのですが、光学印象と言い口腔内スキャナーで型取りを行ってもらいました。
口腔内スキャナーは、型取りが苦手だったり嘔吐反射が強い方に特にすすめられていますが、実際行われると口腔内スキャナーを口腔内に入れるのもしんどいと感じました。ただ、口腔内スキャナーは日進月歩で小さくなっているので、あと5年後にはほとんど苦痛なく型取りできる日が来るのではないでしょうか。
そして、その後はセラミックの歯を入れてもらいました。
あらためて感じたのは、セラミックの歯はかなりツルツルだなということです。
自分の歯よりもツルツルなので、歯みがきをしていてもほとんど汚れが付いていないことが実感できます。
費用はどうしても掛かってしまいますが、見た目や素材のことを考えるとセラミックの歯の優位性はあるなと改めて感じました。
以上、歯医者も歯医者へ行く(第2章)の終了です。
今後第3章が無いように、祈るばかりです。(今回のケースは定期検診を受けていても防ぎようはありませんでしたので。。。)
みなさまも1年に1度はお口全体のレントゲンを撮ったり、歯の掃除を行ったりして、治療を行うリスクを少しでも減らしていただければと思います。
また、あやしいなと感じたら早めに歯医者さんへ相談へ行くことをおすすめいたします。