「歯科池田医院」の由来
今回のブログは院長の池田が担当です。
開院して約1か月がたちましたが、多くの患者様に来ていただき、ありがたく思っています。
今回はたまに聞かれる「歯科池田医院」という医院名についてお話ししたいと思います。
そもそも、はじめは父の病院を継いでいくという意味合いもあって「池田歯科医院」でいこうと考えていました。ところが、大人の事情で「池田歯科医院」は使えないということになってしまいました。
そこで、1年半ほど前に行われていた病院の建築の打ち合わせの際、みなさんに医院名について相談しました。しかし、なかなかいい案が出ずに、どうしようかと頓挫していた時、当時の設計事務所の横田社長がこれがいいんじゃないと見つけたのがこの写真でした。
これは、今の岡山市役所(大供)の北側にあったという、曾祖父の病院の前で撮られた僕の父と叔母の写真です。今から60年ほど前の写真で、1985というのは当時の電話番号だったらしいです。
みなさんもうお気づきだとは思いますが、この写真から医院名と病院のロゴが決まりました。
ですので、医院名はUnita設計室の横田社長が、ロゴは友人の三木さんが考えてくれたのでした。皆様ご承知おき下さい。
ついでなので曾祖父についても少しお話したいと思います。
この写真は曾祖父(池田亀雄)が岡山県歯科医師会会長をしていた時の写真で、現在建て替え中の歯科医師会会館に飾られていたものです。
岡山県の会長といっても曾祖父が岡山県に来たときは歯医者が3人しかいなかったらしく、持ち回り的な感じだったのだろうとは思いますが、歯科医師会会館で初めてこの写真を見たときは、感動しました。
曾祖父はもともと兵庫県の出身で、現在の大阪歯科大学を卒業後、友人が何かの戦争の時に出兵して岡山の病院を留守にするから、その間病院をやっておいてくれないかということで、はじめて岡山に来たということです。その後友人が帰ってきて、1枚目の写真の病院(大供)を開院したとのことです。
僕も親戚の方から聞いただけなので間違っている部分もあるかもしれませんが、大筋はこのようなことと伺っています。
ホームページ内の院長あいさつでも書きましたが、
『当院は岡山市で四代続く歯科医院です。曾祖父が大供、祖父が大元、父が花尻で開業しており、伝統に加え、歯科用CBCTやマイクロスコープ等の設備の導入により患者様の様々なニーズに対応できるようにしています。
歯科池田医院の名前は、大供で開業していた曾祖父の病院に由来します。口と全身との関係が謳われている昨今、単に歯を見るだけでなく、歯科に従事する病院という意味も込め「歯科、池田医院」としました。』
上記に基づいて、今後も診療をがんばっていく所存であります。よろしくお願いいたします。